疾患別解説

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アブレーション治療の成功率

75歳 女性
2005年4月10日

4ヶ月前に不整脈で病院に行ったところ、心房細動と診断されました。
その後も不整脈が発生したため、ワーファリン、バイアスピリン、サンリズムの服用を指示されました。担当医の話では、「不整脈が発生しても脳梗塞のような病気にならないように薬を飲んでください。ただ、薬を飲んでいても不整脈が起きる場合もあります。頻発するようでしたら薬の調整を考えます」とのことでした。
健康に人一倍気を使ってきたせいか他の病気はありません。
心配しているのは、薬の副作用のことと、薬の力を借りて病気の発生を止めているだけで改善されていないのではないかということ、その結果、少しずつ悪くなっていくだけなのではないかということです。
畑仕事を趣味に野菜をいろいろ栽培して食べることを楽しみにしていたので、ワーファリンの効果を減らさないように食事制限をするのは少しきついのです。また、ワーファリン特有の鼻血やめまいが起きやすくなり、これは関係するかどうかわかりませんが、疲労感が増し、喉の痛みが起こっているようです。
この状況を解決する方法として、カテーテルアブレーションがあることを新聞などで知りました。手術を選択することをどう思われるでしょうか。
仮に、手術を選択し成功した場合は完治に近い状態になるのでしょうか。
また、逆に失敗した場合はどんな状況になるのでしょうか。
手術が失敗した場合でも再手術は可能なのでしょうか。

回答

心房細動が発作性心房細動、つまり短時間続いては治ることを繰り返している心房細動であり、また、薬物ではコントロールしにくいというのであるならば、アブレーション治療が勧められます。75才という年齢の方ですので、若い人の場合のように、妊娠・出産のさいの心配といったことは考えなくてよいわけです。
このような場合ですと、治療成功率は60ないし70%といわれます。成功すれば、完治の状態となります。
失敗すれば、もとのままですが、副作用として肺動脈狭窄を残してしまう可能性はあります。
再手術は可能ですが、最初の手術内容によって、その可能性は変わります。
なお、ワーファリンを服用している方では、食べ物としては大量の緑色野菜や納豆が禁じられていますが、そのほかには制限はないと思います。疲労感が強く、喉の痛みがあるというのは、薬とは関係ないでしょう。

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