メディアワークショップ

一般市民の皆さんに対する心臓病を制圧するため情報発信、啓発活動を目的に、
情報発信能力の高い、メディアの方々を対象にしたワークショップを開催しております。

第14回日本心臓財団メディアワークショップ「コール&プッシュ!プッシュ!プッシュ!」?一般人による救命救急の今?

2011年2月23日、日本心臓財団によるメディアワークショップ「コール&プッシュ!プッシュ!プッシュ!~一般人による救命救急の今~」が行われた。開会にあたり杉本氏は、「現在、日本全国で自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator:AED)の設置台数は約27万台であり、AEDの普及率が向上してきたものの、一般市民によるAED使用の事例はまだ少ない」と、現状の課題を指摘した。そこで、さらなるステップとして「本ワークショップを通じ、皆さんの力をお借りしてAED使用の講習会を行い、AEDの使用を一般化させていきたい」と述べ、メディアが持つ力への期待感を示した。 tb_zacho14.gif 2010年に『心肺蘇生法と緊急心血管治療のための国際ガイドライン(CoSTR)2010』が改訂された。山口氏は、「2010年のガイドラインでは、従来の心肺蘇生法から人工呼吸が省かれ、胸部圧迫を行うことを重要視している」と紹介し、一般市民が救命処置をしやすい方法に変化したことを述べた。また、「このガイドライン改訂の背景には日本からのデータがあり、今回の講師である長尾氏と石見氏が大きく貢献している」と紹介し、本ワークショップを始めた。

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