疾患別解説

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PR短縮症候群とは

27歳 女性
2003年1月18日

先日、会社の健康診断で心電図検査にて、PR短縮症候群疑いありと結果が出ました。
半年後か一年後に再検する経過観察との事ですが、「PR短縮症候群」とはどのような病気なんでしょう。

回答

PR時間とは心房の興奮から心室の興奮の始まりまでの時間をいいます。普通、心臓の興奮は心房から始まって、心房と心室の間にある房室結節を通り、心室に至ります。房室結節は興奮伝導に時間がかかる部位ですので、PR時間のほとんどは房室伝導時間で決まってしまいます。
つまり、PR短縮とは房室伝導時間が短いことを意味するものでもあります。

房室伝導時間が短いという状態は、
1) 房室結節がうまれつき小さいか
2) 交感神経活動性が高いか
3) 房室間に房室結節以外の伝導路があるか
の3つのどれかが考えられます。この3番目の場合には、副伝導路症候群といわれ、頻拍発作を伴うことがあります。
経過観察というのは、今後、頻拍発作がでるようなことはないか、観察したいということなのではないでしょうか。
ただし、多くの場合は、上記の1、2によるものであり、何も起こらず、また、何も心配の要らないものです。

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