疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

乳児の肺動脈弁狭窄のカテーテル治療

0歳4ヵ月
2006年7月15日

生後1ヶ月目にエコーとレントゲン検査により、肺動脈弁の狭窄があるとのこと。心臓にかかる圧力が生後1ヶ月の時点で40あり、3ヶ月目の時点では50になっていました。
主治医のお話では、最初は1歳くらいまで様子を見ていくとのことでしたが、4ヶ月検診の時に、心臓への圧力が増しているので、来月あたりにはカテーテル治療の日程を決めましょうと急に話が進み、戸惑っております。
主治医のお話では、このまま放置していると、いずれ命の危険にさらされるようになるとのこと。しかし、娘は4ヶ月で体重が9キロ近くあり、身長も70cmほどに成長し、外から見ると本当に急いでカテーテルの治療が必要なのかと思うくらい元気に育っています。カテーテルの治療はかなり安全と言われましたが、今すぐ必要なのかどうか、もっと大きくなってからでも間に合うのかどうかを教えてください。

回答

肺動脈弁狭窄の乳児はよく太っているのが特徴です。
圧力が40、50というのは、肺動脈弁の先と後の圧差のことでしょう。50ミリの圧差があると、手術が必要とされてきました。現在はバルーンカテーテルの治療が標準になっています。圧負荷が心臓にかかっている時間は短いほうがよいのですから、乳児のカテーテル検査、カテーテル治療に慣れた病院であるならば、治療は早いほうが良いです。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い