疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

10年先に心房中隔欠損症のカテーテル治療といわれたが

6歳 女性
2006年6月14日

小学校の心電図検査で要精密検査だったため、小児循環器科のある病院で検査を受けました。
心電図・レントゲン・心エコーの結果、心房中隔欠損症で合併症はなく、穴の大きさは12mm程度、手術適用の診断でした。
主治医からは、開胸手術よりカテーテル治療をすすめられました。
しかし、カテーテル治療の場合、手術時期を高校生位になってからと言われました。
カテーテル治療は、女の子なので胸に傷ができないなどうれしいのですが・・・
1)カテーテル治療は、小学生では無理なのでしょうか。
2)高校生になるのを待つと10年後位になりますが、その時に心臓の変形等でカテーテル治療不適用になることはないのでしょうか。
3)欠損があるのに10年も放置して大丈夫なのでしょうか。

回答

カテーテルによる心房中隔欠損症の治療はアンプラツアー装置を使います。この装置は今年保険適応がおりたばかりで、各地の病院で上手にできるようになるのに、数年かかります。10年待つあいだに心臓の変形は進行しません。思春期の頃まで待っても心房中隔欠損症の影響は大丈夫です。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い