疾患別解説

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心房・心室中隔欠損の自然閉鎖

0歳5ヶ月 男性
2004年1月18日

初診で、心室、心房中隔欠損症と言われました。
3200グラムで生まれ、もうすぐ5ヵ月になりますが、6キロほどになりました。心室が7mm、心房が4mmでした。
2ヶ月からお薬(ラシックス、アルダクトンA、ラニラピッド)を飲み始め、先日エコー検査があり、心室が最大で4mm、心房が1mmとのことです。
先生の話では、心室の孔に三尖弁が覆い被さるようにできてきているので閉鎖の方向には向かっているが、まだ4mmあるので手術が必要かどうかはまだはっきりしないので、なるべく薬でねばりましょうとのことです。孔の位置は膜様部です。今大体一日平均して700くらい多いときで800くらいミルクを飲んでいます。自然閉鎖を期待してはいけないでしょうか?

回答

1mmの心房中隔欠損は1?2歳迄に自然に閉鎖するでしょう。
膜性部の4mmの心室中隔欠損症は自然に閉鎖する可能性はありますが、早くても数年かかります。遅いと大人まで残るでしょう。但し手術は要らないでしょう。

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