疾患別解説

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脈拍数が40といわれた

69歳 男性
2003年10月23日

先日検診を受けたとき、脈拍数が低いと言われた。自宅の血圧計で計ったら46であった。気になるのでその病院で計ったら40と言われた。「ペースメーカを入れる必要がある場合もある」といわれた。
毎年定期検査を受けているが、心電図(不完全右脚ブロックあり)、をはじめとして問題なし。血液検査は異常なし。一昨年に健診を受けた際、ブロックが心配だから専門医の検診を受けるように勧められて県立病院を受診したが、担当医師は「何も心配することはない。」とおっしゃった。
ほとんど毎日8,300歩程歩いている。息切れなど全くなし。血圧も正常です。

回答

脈拍数が少ないために、ペースメーカを入れるというのは、脈拍数が少なくてそのための症状である失神とかふらつきなどがあることが確認された場合ということになっています。また、心電図上、心拍数がいつも40以下であるときや、4秒以上の心拍の停止があったりするときにも、いつこういう症状が出てくるか知れないという意味で、ペースメーカが考慮されることがあります。あなた様の場合はこうした基準に該当しません。また、その他の検診結果も問題はないようですので、心配はいらない状態であると思います。

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