疾患別解説

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喘息と期外収縮

11歳 男性
2005年4月23日

息子は生後11ヶ月より喘息の治療を続けていました。本年3月に風邪をひいて受診した際、はじめて心室性期外収縮(頻発)と診断されました。エコーの結果は異常なしでした。その後24時間ホルター心電図検査を行った結果、安静時にも多発しており、運動時にも消失しなかったので、薬(インデラル錠)を服用することになりました。激しい運動も禁止になりました。これがそれほど心配するほどの状態ではないのか、日常的に注意しなくてはいけない状態なのか、わかりません。原因も自立神経からだろう、という程度に聞いています。他に原因は考えられますか。

回答

喘息の薬は現在も続けているのでしょうか。喘息薬は期外収縮を起こりやすくしますので、ご注意ください。また、インデラルを服用予定とのことですが、この薬は期外収縮を抑制しますが、逆に喘息にはあまりよくない薬です。担当医とよくご相談になってください。心室性期外収縮は健康な人にもよくみられるものであり、基礎に心臓病がなければ、放置して差支えないものです。おそらく、数が多いのと、運動しても消失しないので、薬を使ってみようということになったものと思いますが、治療の必要性については、担当医の説明をよく伺っておいてください。

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