疾患別解説

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心配するような不整脈ではないといわれた

54歳 男性
2003年12月24日

先月、不整脈が気になり、病院で検査をしてもらいました。
24時間のホルター心電図の結果は、不整脈が1日500回程度、就寝中に多い。
胸部X線および血液検査で異常なし。

先生は、心配するような不整脈ではないとおっしゃいましたが、念のため薬(メキシチール)をもらって飲んでいます。不整脈の回数も減ってきているように感じますが、胸から喉にかけて物が詰まっているような継続しており気分が落ち着きません。
また、よくゲップがでます。就寝すると、詰まりは感じなくなります。不整脈と関係あるのでしょうか。関係があるとすれば、どうすればいいのでしょうか。

回答

期外収縮性の不整脈と思います。これは健康な人の7ないし8割くらいの頻度でみられるもので、普通は症状がないので気がつかないのですが、一旦気にし始めると際限なく気になるようになるという性質のものです。基礎に心臓疾患がない限りは心配は無用であり、治療も必要はないとされています。ただ、気になって仕方がないという場合には、貴方様の場合のように治療薬を用いることはあります。ご質問の症状は不整脈のためのように思われます。しかし、ゲップというのは関係はないでしょう。不整脈と関係がある症状であっても、不整脈はそのままにしておいて、それを自覚しないですむようにするという治療の方法もあります。精神安定薬や交感神経遮断薬をもちいるという方法です。担当医とご相談になってはいかがでしょうか。

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