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疾患別解説

心室期外収縮でアブレーション治療を受けるべきか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6877

38歳、 女性: 心室期外収縮

今年の夏の健康診断で不整脈が見付かり、その場で専門病院への紹介状を書いていただき、秋に心エコー、トレッドミル、ホルター心電図の検査をしたところ、24時間のホルター心電図で1万回の期外収縮とトレッドミル検査終了後に2連発が見つかり、根治するためにカテーテル・アブレーションを勧められました。
疲れやすく動悸はありますが、特に支障はないのでとりあえず何もせずしばらく様子をみると返答したのですが、半年後にまたホルター心電図等の検査をするとのことでした。半年後の予約をして帰って来たのですが、こんなに頻繁に検査をする必要があるのなら、手術してすっきり根治した方が気分的にも楽になれるのではないかと思い、カテーテル・アブレーションを受ける方向に変更しようかと思い、貴財団のHP他、いろいろ調べたところ、心室性期外収縮でカテーテル・アブレーションをする必要はあまりないとの回答をいくつか見かけましたので、どうするべきか悩んでいます。

日本心臓財団からの回答

1)心室期外収縮は自覚症状があるだけで、危険な状態は予測されないという場合には、治療をせず、放置するというのが、原則です。ホルター検査を半年後にも、また繰り返して行うというのは、危険性があるからではなくて、危険性がないことを確かめるためです。心室期外収縮はよくある不整脈なので、気になさることはないと思います。
2)心室期外収縮は放置してよい場合が多く、アブレーション治療の対象にはなりません。しかし、患者さんの方から強い希望があるときには、行うことがあります。ただし、心臓に特定の病変があって、これをねらい打ちする場合と違って、起源を特定するのが難しく、成功率はかなり低くなります。希望される場合には、成功率と合併する事故率を担当医によく確かめておくのがよいでしょう。

2010年10月 9日

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