疾患別解説

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心房粗動と拡張型心筋症

48歳 男性
2007年6月 6日

心臓が大きくなっていると主治医に言われました。小さくなれば拡張型心筋症の病名はとれるとのことです。心房粗動もあります。この病気は治ることはありますか。
また、お酒が好きで、今までウコンの健康食品を愛用していました。今までのように飲んでも大丈夫でしょうか。
ごはんを炊く時には、ビタミン補給として、「お釜にポン」を入れていますが、差し障りはないでしょうか。

回答

1)心房粗動があると書かれてあります。頻脈性の心房粗動が続くと、このために拡張型心筋症の病像を呈するようになることがあります。この場合には、脈を抑制することができれば、心臓は小さくなります。そして、これによって、拡張型心筋症の病名はとれるようになります。このような状態にあるのではないでしょうか。

2)ウコンはショウガ科の薬草です。沖縄では「二日酔いにはウコン」といわれていますが、確証はありません。しかし、有害とも聞きません。ただし、病気にはお酒はいけないと思います。つぎの「お釜にポン」はビタミンEです。昔、ビタミンEの大量投与が有効であるという説があり、研究されましたが、効果は得られなかったという事実があります。

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