疾患別解説

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狭心症の疑い

42歳 男性
2004年3月27日

3年ほど前に通勤中に左胸が苦しくなり、救急車で大学病院に入院しました。10日ほどで退院しましたが、診断は狭心症の疑いはあるものの負荷テストなどの精密検査から問題はないとのことで、苦しくなったときにはニトロペンを服用することとのことでした。

その倒れる日まで睡眠時間3時間ほどの生活が何日も続き、ストレスも溜まっていたことが原因かなとも思っています。
しかし、その後以前に比べると夏の暑い日の作業など心臓に負担のかかる作業をすると息が上がってしまうことが早くなったような気がします。
また、心配事があったりすると左胸に軽い違和感を覚えることもあります。

大学病院に退院後1年位して再診して貰ったところ、右脚ブロックはあるが問題はないとのことでした。
幼少期に軽いリウマチ熱を患い、また知らない間に肋膜炎を患っていた痕もレントゲン検査で判りました。
この右脚ブロックと以前のリウマチ熱、肋膜炎は、今回の入院と関係があるのでしょうか。

回答

症状が頻発するようなら24時間ホルター心電図記録などで、その時の心電図をみれば狭心症かどうかは確定するでしょう。ニトロペンが症状に効くかどうかも参考になります。右脚ブロックはリウマチ熱の後遺症という可能性はありますが、現在特に心配することはありません(放置していいということ)。肋膜炎も関係ないと思います。あまり気にせずに普通の生活で経過をみて行き、心臓に関しては循環器内科、あるいは全般的に一般内科などで対策をご相談下さい。

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