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62歳のエプシュタイン病、今すぐにでも手術をした方がよいか

62歳 女性
2006年2月 2日

先天性のエプシュタイン病があります。シベノールを5年ほど服用しています。ここ2年くらい頻脈がありますが、日常生活に特に問題はありません。
頻脈を抑えるため、テノーミンを服用してみましたが、息苦しく、足も重く、歩行も大変な状態でしたので、1か月でやめました。

主治医からは、弁を取り換えれば頻脈が治まり、心臓の負担が減るので、手術を勧めますといわれましたが、今すぐに手術したほうが良いのでしょうか?

回答

頻脈発作をもつエプシュタイン病で手術するというのであれば、手術は弁の形成あるいは弁置換をし、さらに副伝導路を切断するということになろうと思います。弁置換だけでは不整脈は治りません。

あくまでも、自覚症状によります。息切れや呼吸困難、疲れやすく、浮腫があるといった状態があれば、手術を考慮します。現在、62歳ということであれば、今のように、不整脈をコントロールするという程度でよろしいのではないでしょうか。

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