疾患別解説

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完全右脚ブロックといわれた

44歳 男性
2004年5月 4日

健康診断の心電図検査の結果、完全右脚ブロックと診断されました。
将来、手術が必要ですか?
また、生命保険会社に入ることはできませんか?

回答

心臓の興奮は洞結節から始まり、房室結節を経て、左右の脚を通って、心室内へ広がっていきます。左の脚は始めから多数の枝に分枝していて、切れにくいのですが、右の脚はしばらく分枝しないままに長くのびるので、興奮が途中で切れてしまうことがあります。これを右脚ブロックといいます。健康な人でも1,000人中に3人くらいの頻度で見られます。心臓の病気を診断する手がかりになることはありますが、これ自体は単なる心電図所見に過ぎず、病気を意味するものではありません。
生命保険への加入は可能です

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