疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

心房中隔欠損症術後の右脚ブロック

5歳 女性
2006年6月30日

5歳の娘について相談いたします。先天性の心房中隔欠損症があり、半年前に手術いたしました。
先日、心電図検査で、心室期外収縮、右脚ブロック、QT延長があると言われましたが、医師の話では心配ないとのことでした。

右脚ブロックは手術前にもあり、心房中隔の子に多いと聞きました。心室期外収縮も健康な人にもよく見られると聞いています。
QT延長のほうは大丈夫なのでしょうか。また、この先、異常な心電図は治るのでしょうか。
なお、半年前の手術後に体重が5キロも増えています。心臓に負担はかからないのでしょうか。

回答

心房中隔欠損症の右脚ブロックは手術後、治ることがあるのですが、治らないで、そのまま残る場合もあります。心電図に異常があっても、心配はいらないものです。脚ブロックがあると、その分、QTも延長します。これもまた、心配のいらないものです。
手術後、体重が増えたとのことですが、心房中隔欠損は治っているのですから、影響はありません。ただ、最近、子供の肥満は成人病のもとであるとして、話題になっています。この意味では注意しなければならないでしょう。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い