疾患別解説

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心房中隔欠損症と肺動脈狭窄

5歳 男性
2004年2月22日

初診では、欠損孔1cm位で体重10kg超えたら手術と言われたのですが、2歳になったら、穴が少し小さくなっているので4?5歳で手術すれば良いとのことでした。
3歳では、初診に比べて心音も変わってきていて、エコー検査では、欠損孔は5?6mmと診断されました。
その後、転移先の病院で、このまま大人しくおしとやかに育てるならば、このままでも良いかもしれないが、男の子のためスポーツ中心にするなら手術したほうが良いかもしれない。微妙なところで、手術したほうが良いか難しい。カテーテルを勧めるがそれでも、はっきり答えが出るかどうかわからない。と診断されました。

手術をするなら年長でと決めていたので、今その時期になり本当に迷っています。現在、欠損孔4mmの所と10mmの所があり、肺動脈狭窄症は、軽く気にしなくて良いとのこと。肺対血流量比は1.5?1.6でした。

回答

5歳の男児、4?10mmの心房中隔欠損と軽度の肺動脈弁狭窄です。
結論からいえば、迷うなら今は手術しないことです。そのうちにアンプラッツアーの心房中隔欠損をカテーテルで閉じる装置が発売になります
(注)。これを使うとカテーテルで心房中隔欠損を閉じることが出来ます。

(注)2005年8月より治療が開始されました。→説明ページへ

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