疾患別解説

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アブレーション後に房室ブロックの症状が出る

48歳 男性
2010年3月12日

上室性頻拍のアブレーション手術中に一度ブロックが発生しましたが、数分後回復し、手術終了となりました。
復帰後、通勤時に脳貧血発生、その後も就寝時に息苦しくなることや脈拍が42くらいに下がる症状が不定期に出ています。
主治医の話では、アブレーションの部位が房室結節付近だったため、一時的な症状の可能性があるとのことです。1?2ヶ月くらい経過観察し、回復の見込みがない場合はペースメーカーを検討するとのこと。
アブレーションの影響で一度傷ついた神経系が回復する見込みはあるのでしょうか。日常生活への影響が出ているため、回復の見込みがないならすぐにでもペースメーカー治療を受けようと思っております。

回答

アブレーション後に発生する房室ブロックには直接の傷害ばかりでなく、傷害周辺の浮腫性変化などのためである場合があります。浮腫性変化は1?2か月の間に消退し、ブロックも回復することがあります。慌てないで、様子をみられては如何でしょうか。

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