疾患別解説

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WPW症候群と期外収縮

54歳 男性
2007年8月16日

先日、就寝中に息苦しさと不整脈及び呼吸困難がみられ 救急で受診しました。期外収縮と診断され、薬物治療よりもカテーテルアブレーションを勧められました。子どもの頃からWPW症候群もあり、主治医のいわれることがもっともだと思いますが、身体に直接施術するカテーテルによる方法がベストなのか、または現在服用の「サンリズム」等自分に最も適した薬により「安全」を重視すべきか、迷っています。 

回答

期外収縮はWPW症候群ではなくても、起こります。そして、この場合は、カテーテル治療をしても治りません。また、WPW症候群による頻拍発作ならば、カテーテルアブレーションで治りますが、期外収縮は治らないことが多いものです。担当医が、薬物療法よりも、カテーテル治療を勧めるといっているのは、あなたさまにみられているのは、期外収縮ではなくて、頻拍発作の短いものであるのか、あるいは、期外収縮であっても、WPW症候群による可能性が高いものなのか、のどちらかなのでしょう。それならば、薬物治療よりも、カテーテル治療がお勧めです。これについては、担当医によくお確かめになってください。

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