疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

ヌーナン症候群の肥大型心筋症

2歳 男性
2008年6月24日

2歳のヌーナン症候群の子どものことで相談いたします。
肥大型心筋症があり、医師からは「心筋がだいぶ厚くなってきていて油断できない状況」といわれました。現在服用している薬はインデラル、リスモダン、ラシックス、アルダクトン、フェノバールですが、薬は限界量を超えて飲んでいるので、増量するのは危険ともいわれました。
今後の治療はどうしたらよいでしょうか。
また、来年、幼稚園か保育園への入園を考えてきますが、可能でしょうか。

回答

ヌーナン症候群の肥大型心筋症は重症のことがあります。
いまインデラルを服用中ということですが、量はどのくらいでしょうか。
スウェーデンから、肥大型心筋症でインデラル大量(体重kgあたり5mg/日)を飲むと成績が良いと報告されました。この量は通常量(1mg/kg/日)をはるかに超える量ですが、急死、心不全死を予防できるといわれています。
保育園で元気に運動すると、急死の危険があります。運動は禁止です。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い