疾患別解説

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産褥性心筋症の回復率

31歳 女性
2008年1月12日

出産後、エコー、カテーテル検査等を実施し、拍出量30%で産褥性心筋症と診断されました。主治医の話では、産褥性心筋症は拡張型心筋症とのことでした。あまり件数のない症例であり、特効薬的なものもないとのこと。回復の可能性は、平均30%とのことでした。
インターネット等で調べると、産褥性心筋症は2次性心筋症に含まれるので、拡張型心筋症の部類とは別にするとも記載されています。どちらでしょうか。

また、他の医師に聞くと、唯一治る心筋症だという方もいます。予後や回復率について教えてください。

回答

産褥性心筋症は、もともと心臓病のない妊産婦が分娩後に心不全を発症する場合をいいます。しかし、この場合には、もともと心臓病がなかったのではなくて、心臓病があっても気がつかなかったという場合が含まれていると思われます。拡張型心筋症がもともとあったのに、気がつかず、出産後に心不全症状を呈したと考えられる場合があるわけです。
このために、産褥性心筋症とは拡張型心筋症であるという考えをもつ医師もいるのです。しかし多くの場合は、産褥性心筋症は日が経てば回復します。このような場合には、産褥期に急性ウイルス感染を起こし、急性心筋炎になったものと考えてよいのかも知れません。一般的にいって、ウイルス性心筋炎ならば、そのうち、回復するからです。あなたさまの場合も、そのようなつもりで、経過をごらんになってみては如何でしょうか。

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