疾患別解説

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冠攣縮性狭心症

56歳 女性
2005年3月30日

カテーテル検査にて誘発剤を用いて、心臓の冠動脈の痙攣を確認しました。カテーテルの先端を心臓の血管の入れ口に近づけただけで、血管のれん縮が生じました。そこで、一番弱い誘発剤を用いたが、血管のれん縮が起きました。
現在、 アダラートCR、アイトロール、シグマートを服用しています。
1)強い発作のあとや夕方、疲労がたまったときに、胸からのどのあたりがつまったような感じがすることがよくありますが、この病気と関連がありますか。
2)疲労は発作の誘因とは考えられないといわれますが、本当でしょうか。現在、軽い家事程度ですが、それでも時折、夜に発作が起こります。
3)アダラートCRは強い薬と本には書いてありますが、長期間服用(現在3ヶ月経過)していても大丈夫なのでしょうか。
4)この病気と精神的な関連を教えてください。

回答

1)発作は疲労がたまったときに起こることがあります。あなたさまの症状は発作と関係があるとみたほうがよいでしょう。
2)疲労があるときに起こりやすいのですが、疲労がなくても起こります。とくに、夜ないしは明け方に起こるのが特徴です。
3)アダラートCRは高血圧の患者さんもよく服用している薬です。この場合は数年以上、継続して服薬しているのが普通です。
4)精神的なストレスは、疲労と同様に、発作のきっかけとなります。

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