疾患別解説

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心房中隔欠損のカテーテル治療

37歳 男性
2007年11月 1日

約4年前に健康診断の結果、肺動脈拡張がわかり、心房中隔欠損症との診断をうけました。その時に心電図、心エコー、エルゴメーターの検査を受けて問題なしとのことで、毎年の検査を受けるように指示されました。今年、4年前とは違う病院で検査(心電図、心エコー)を受けたところ、血流の圧の数値だと思いますが2.5と言われ、手術をしてもおかしくない状態といわれました。その病院では開胸手術をするということで入院は2?3週間程度といわれました。
最近は、カテーテル手術をする病院がいくつかあり、保険適応にもなっていると聞きました。実際カテーテル手術は開胸手術と比較してどちらのほうがお勧めなのでしょうか。メリット、デメリットについて、教えてください。

回答

心房中隔欠損のカテーテル治療は
1) 欠損孔が複数でなく
2) 大きさが小さく、3センチ以下であり
3)欠損孔の位置が偏っておらず、閉鎖栓を固定する縁が十分に確保されるとき、に行われます。
手術期間が短く、輸血の必要がないのが利点です。しかし、まだどの病院でも行われるというわけではなく、限られた病院でのみ認可されています。現在、専門病院を受診中のようですので、担当医にご相談になっては如何でしょうか。

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