疾患別解説

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中学生の健診で心室内伝導障害と書かれていた

12歳 女性
2010年5月24日

中学生になり心電図検査をした結果、再検査となりました。QRS時間幅が121となり、心室内伝導障害と書かれています。洞徐脈とも書かれていました。
再検査を要されましたが、重篤な心臓病でしょうか。
毎日3時間程度の強度の運動をしていますが、持続していても大丈夫でしょうか。

回答

心電図上のQRS間隔が120ミリセカンド以上の場合を心室内伝導障害といいます。これには右脚ブロックというような健康な人にもしばしばみられるありきたりの異常の場合もあります。どういうタイプの伝導障害なのか、再検査しておく必要はありますが、ギリギリの数字でもあり、心配なさることはないでしょう。スポーツには差し支えないでしょう。洞徐脈とも書いてあったいうのは、スポーツをなさっているためと思います。スポーツマンにはよくみられる現象です。

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