疾患別解説

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薬の副作用で、心不全が悪化?

54歳 女性
2005年4月 6日

2年前に、洞機能不全症候群によりペースメーカを植え込みました。1ヶ月後に慢性心不全(拡張型心筋症)で1ヶ月間入院しました。
1年後にむくみが出たため、検査入院。検査の結果、胆のうの機能なしと遊走胆のうのため、腹腔鏡下手術で胆のう摘出。
その1週間後に2度目の心不全が起こり消化器外科から循環器内科に移棟して治療しました。
現在、薬を服用しながら月に1回、循環器内科、消化器内科の受診しています。
昨日、肝機能の数値が下がらないため、消化器内科を受診したところ、ブスコパン錠、デパス錠は心臓の悪い人には駄目だと言われ、ウルソ錠に変更の指示が出ました。
最近は息切れがひどく、背中に痛みを感じることもあり、これらの薬の影響ではなかったのかと不安になっています。
ブスコパン錠、デパス錠は息切れとその他の症状とは関係がありますでしょうか。

回答

ブスコパンは迷走神経遮断作用があります。このため、心拍数を増やす働きがあり、副作用として、動悸が0.1?5%の頻度でみられることがあります。重篤な心疾患がある場合には、悪化させることがあり、注意を要するとされています。しかし、このために心不全が増悪するというのは極めて稀なことと思います。デパスは不安感、緊張感を除くための薬です。血圧を下げることがあり、0.1%の頻度で、動悸、立ちくらみが起こることがあるといわれています。また、心疾患があるときには、このために症状が悪化することがあるともされています。しかしながら、これも、実際には、そのようなケースを経験することは少ないと思われます。

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