心室細動、ICD、突然死とは
心臓突然死の多くは、この心室細動が原因です。心室細動が起きたら、すぐに除細動を行わなければ命が助からないため、その場にいる誰もが除細動できる小型の機械(AED)の普及が推進されています。(図2)
また、心室細動を起こす可能性の高い患者さんには、小型の植込み型除細動器(ICD)を胸に埋め込む治療が行われます。ICDは、心室細動を起こしたときに、自動的に除細動してくれる器械です。
最近は、着用型自動除細動器(WCD)も使用されています。心室頻拍または心室細動を起こす可能性があり、植込み型除細動器(ICD)を埋め込む必要があるかどうか判断するまでの間、着用します。

着用型除細動器
妊娠と期外収縮、小学校の心電図検診でQS型といわれた、不整脈と弁膜症で心不全に、狭心症の疑いなど、日本心臓財団は7,500件以上のご相談にお答えしてきました。