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日本心臓財団では、皆さまにより多くの情報をお届けするため、
月に一度、メールマガジンを発行しております。

メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第126号

HEART WEB NEWS for Media No.126

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第126号】2016年2月1日発行(月刊)
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・現在、医療関係者とメディアには同じ情報をお送りしています。ご了承くだ
さい。

【目次】
 トピックス
「AED・心臓マッサージを楽しく学べるサスペンスゲームが登場!」
 血管健康くらぶ
 イベント情報
 雑誌「心臓」1月号巻頭特集「循環器ガイドラインの功罪」
 ドクターのつぶやき:ファスティングとローフード
 ご寄附のお願い

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【トピックス】

 AED・心臓マッサージを楽しく学べるサスペンスゲームが登場!

 ある老舗の温泉旅館で倒れたひとりの男。そこからはじまる命をかけたサスペンスゲーム。
 問題を解いていくと、自然とAEDや心臓マッサージの方法が身につくサスペンスゲーム型ウェブコンテンツが 「一般社団法人日本循環器学会 AED検討委員会」と「減らせ突然死プロジェクト実行委員会」より2016年2月1日にリリースされました。

 このコンテンツは、一般の方々に心臓マッサージ・AEDの使い方を体感いただくことを目的としており、パソコンおよびスマートフォンにおいて救命の緊迫感を体感していただき、 AEDおよび心肺蘇生に興味を持ってもらうことを目的としています。
 AEDの使用が一般の方々に許可されて今年で12年になります。AEDは急速に普及したものの、目撃された心停止に対してAEDによる電気ショックが実施されたのは、わずか4%に留まっています。救えるはずの命を救うためには、AEDを迅速かつ的確に使える市民がもっともっと増えることが重要です。

 ストーリーを楽しみながらも、救命が誰にでもできることだと理解していただき、さらにこれを機に救命講習会に参加してみたくなる、そんなコンテンツです。
 ぜひ一度、ご覧ください。

 AEDサスペンスドラマゲーム
 「心止村 湯けむり事件簿」
 http://aed-project.jp/suspence-drama/
 または「AEDサスペンス」で検索
 
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【血管健康くらぶ】

 日本心臓財団と動脈硬化予防啓発センターが共同運営する動脈硬化予防サイト「血管健康くらぶ」では、動脈硬化の予防に生活習慣を改善するさまざまな情報を掲載しています。

 血管健康くらぶ「コラム」
 http://www.doumyaku-c2.jp/column/2015/12/entry_941/

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【イベント情報】

□■第80回日本循環器学会学術集会 市民公開講座
「健康長寿のための心臓病の知識」
 
 日 時:2016年3月5日(土)13:30~16:00
 会 場:仙台国際センター 大ホール
    (仙台市青葉区青葉山無番地)
 参加費:無料(1000名)

 主 催:第80回日本循環器学会学術集会、日本心臓財団、朝日新聞社
 後 援:宮城県、日本医師会、宮城県医師会
 協 賛:第一三共株式会社

 プログラム

 第1部 講演
   座長:伊藤 宏(秋田大学 循環器内科学・呼吸器内科学)
 講演1「虚血性心臓病を知ろう」
      竹石恭知(福島県立医科大学 循環器・血液内科学)

 講演2「心不全を知ろう」
      久保田功(山形大学 第一内科)

 講演3「不整脈を知ろう」
      福田浩二(東北大学 循環器内科学)

 第2部 特別講演「凜として老いる」
   座長 下川宏明(東北大学 循環器内科学)
   講師 帯津良一(直心会 帯津三敬病院)

 第3部 質問コーナー
 司会:下川宏明、伊藤 宏
 パネリスト:帯津良一、久保田功、福田浩二
 
●参加ご希望の方は、1)郵便番号、2)住所、3)電話番号、4)氏名(ふりがな)、5)年齢、6)性別をご記入の上、はがき、FAX、またはE-mailにて下記宛にお申し込みください。
*複数参加者の場合は参加者全員の1)~6)をご記入ください。
*ご質問のある方は、お申し込みの際にお尋ねしたい先生のお名前、質問内容を明記してください。(質問コーナーの参考にさせていただきます)

●申込締切は2月17日(水)必着
応募者多数の場合には抽選を行います。
当選者には招待状の発送をもってかえさせていただきます。

宛先・お問い合せ
〒105-8320 東京都港区虎ノ門1-10-5 日土地虎ノ門ビル
株式会社協和企画内「第80回日循市民」事務局係
TEL:03-6838-9230
FAX:03-6838-9229
E-Mail:seminar@kk-kyowa.co.jp


 □■第14回禁煙推進・心肺蘇生法 合同市民公開講座
 「命の大切さを考える」-禁煙推進と心肺蘇生法(コールアンドプッシュ)-

 日 時:2016年3月20日(日)13:00~16:40
 会 場:フォレスト仙台(2階 フォレストホール)
     仙台市青葉区柏木1-2-45
 参加費:無料
 主 催:日本循環器学会 禁煙推進委員会/循環器救急医療委員会

 禁煙推進公開講座
  講演1) 朔 啓二郎(福岡大学)
  講演2) 飯田 真美(岐阜県総合医療センター)
  講演3) 高橋 裕子(奈良女子大学)

 禁煙体操
  森山 暎子(10分ランチフィットネス協会・スタディオ・パラディソ)
  すわん君・かおりちゃん・しおりちゃん

 特別講演「世界一の美女を育てた栄養コンサルタントが語る
      いきいき・健やかに・美しく」
      エリカ・アンギャル(栄養コンサルタント)

 特別演目:テツandトモ(ニチエンプロダクション所属)


 心肺蘇生法公開講座
 1)コールアンドプッシュ体操
  森山 暎子・すわん君

 2)簡易心肺蘇生法講習

【参加申込み方法】
住所、氏名、年齢、性別、電話番号、参加希望講座を明記の上、
Eメール (shimin-jcs2016@convention.co.jp)、FAX、ハガキにて、第80回日本循環器学会学術集会運営準備室までお申し込みください。

 詳細は下記ページより、チラシ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
 http://www.jhf.or.jp/heart_news/2016/004136/

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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】

☆「心臓」掲載投稿論文が、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を3単位取得できるようになりました。皆様の投稿をお待ちしております。

「心臓」1月号の特集は、「循環器ガイドラインの功罪」(企画:山崎力先生・東京大学教授)です。ガイドライン全盛の時代ですが、「日々発表される論文を消化・吸収するのは物理的に難しいので、エビデンスのまとめとしてのガイドラインを活用しよう」と言っていたのが、林立するガイドラインに戸惑う方も多く、また「利益相反管理」という問題やガイドラインの品質評価もトピックになっています。本号ではこれら最新のガイドライン事情をまとめています。
また、日本循環器学会のガイドライン取り組みについても紹介しています。
 次号2月号(2月15日発行)の特集は「スポーツにおける循環器疾患」です。

 http://www.jhf.or.jp/shinzo/

 心臓編集室
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html

 J-Stage「心臓」バックナンバー
 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/


☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
 
 「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html

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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】

 今年の夏に開催された「第28回 日本循環器病予防セミナー」で行われた講義内容を、医療関係者向けに無料配信いたします。

 第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラムとなっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃の活動の基盤となる講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会です。

 第28回 日本循環器病予防セミナー
 テーマ「循環器病予防のための基本を踏まえた研究計画力を獲得する」
 <主 催> 日本循環器病予防学会
<共 催> 日本心臓財団、動脈硬化予防啓発センター

 <eラーニング受講登録ページ>
 http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no28-seminar.html

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【ドクターのつぶやき】

 ファスティングとローフード

 長生きの秘訣を100歳前後の長寿者に尋ねると、しばしば「腹7分」あるいは「腹8分」、「食べ過ぎは良くない」と言われる。マウスの実験であるが、腹6分で2倍生きることを示した報告もある。
 抗老化は全ての人々の願いであるが、抗老化遺伝子として話題になっているサーチュイン遺伝子は、カロリー制限やファスティング(絶食)によって活性化される。またサーチュイン遺伝子は老化を遅らせるだけではなく、脂質の代謝を促して肥満を防止する働きもあるという。
 生活習慣病を予防して健康長寿を促進するためには、サーチュイン遺伝子(抗老化遺伝子)を活性化することは有用と思われる。そのためにはカロリー制限が最も効果的である。しかし食欲は人間の本能で最も抑制しがたいものである。
 経済を最優先に掲げて発展してきた日本では、世界中の珍味を味わうことが可能な環境にある。各種メデイアはグルメ取材・食品情報の提供に夢中で、一般庶民の美食・食欲の促進に拍車をかけている。
 その結果、メタボリックシンドロームが誘発され、生活習慣病は増加し、癌、脳卒中、心筋梗塞、心不全等を発症し、最後は介護寿命を経て人生を閉じる。

 筆者は今年、古希を迎えるが、1年程前から抗加齢・抗動脈硬化にチャレンジする日常生活を送ってきた。1年前にインストラクターの指導の下、1週間のファスティングを2回施行して、体重は8Kg減量し、その後、適度の運動・入浴(和温浴)・野菜中心の食生活に努めた。
 その結果、1年経った現在、親戚・知人から若返ったと言われるようになった。現在の血管年齢は20歳ぐらい若い。

 ファスティングを実践したきっかけは、娘の難治性腫瘍がファスティングで縮小・消失した経緯を直接観察したことである。
 娘は3年前、二人目の子を妊娠した頃から左下腹部に小さなしこりを気づいたが、医者から鼠径ヘルニアと診断され放置。そのまま妊娠を継続して2013年に出産。その後も腫瘤は大きくなり、2014年某大学病院を受診すると、デスモイド腫瘍(大きさ8cm)の診断。デスモイドは稀な疾患で(100万人に1人)、治療法は確立しておらず、手術で摘出しても再発のリスクがあるとの説明に娘は手術を拒否。その後、腫瘍は10cmを超えるまで増大し、主治医も私も手術を薦めたが拒否。
 娘は最終的にファスティングと食事療法(野菜中心のローフード)に精力的に取り組んだ。すると、半年後には腫瘍は1/3程度に縮小し、腫瘍内部は自己融解した。その後の経過も良好で腫瘍は自然消失したのである。主治医も私も驚愕した。
 最新の治療法は薬物療法・手術療法・放射線療法、再生療法、免疫療法らが基本であるが、ファスティングも生命力を賦活し、難治性疾患の回復に有用である事実を真摯に受け止めている。(T.C.)

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【ご寄附のお願い】

 日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
 http://www.jhf.or.jp/kifu/

 ソフトバンクの提供する「かざして募金」や、日本財団の提供するシステム(CANPAN)を利用して、スマートフォンやインターネットから寄附(賛助会費含む)ができます。
 ソフトバンク加入者の「かざして募金」以外はクレジットカード決済になりますが、その場でご寄附ができますので、ぜひご利用いただけますと幸いです。なおご寄附につきましてその金額は問いません。
 また当財団への寄附は税制上の優遇措置が受けられます。なにとぞ宜しくお
願いいたします。

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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
 http://www.jhf.or.jp/

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さい]
 response@jhf.or.jp

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