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日本心臓財団では、皆さまにより多くの情報をお届けするため、
月に一度、メールマガジンを発行しております。

メディア・医療関係者向け
メールマガジン 第107号

HEART WEB NEWS for Media No.107

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【日本心臓財団 HEART WEB NEWS for Media 第107号】2014年7月1日発行(月刊)
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・現在、医療関係者とメディアには同じ情報をお送りしています。ご了承くだ
さい。

【目次】
 TOPICS「条件付MRI対応ペースメーカ」
 イベント情報
 生活習慣病改善プログラム 無料ダウンロードのお知らせ
 雑誌「心臓」6月号巻頭特集「心肺蘇生後の問題点」
 日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内
 ドクターのつぶやき「レリゴー」
 事務局よりお知らせ「減らせ突然死 AED普及啓発広告」
 ご寄附のお願い

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【TOPICS】条件付MRI対応ペースメーカ

 心臓ペースメーカは、何らかの原因で心臓のリズムが遅くなって、身体に十
分な血液を送り出すことができなくなっているときに、小さな医療機器本体と
リード線を体内に埋め込んで、心臓に電気刺激を送って心臓のリズムを一定に
維持する装置です。

 MRI検査は、磁場と電磁波を利用した画像検査で、CT検査と違って放射
線被ばくのないことや、脳や脊髄など骨に囲まれた部分の造影・診断に適して
いることから、医療の現場に普及してきています。
 反面、磁場を用いているため、従来の金属製のペースメーカやリード線が体
内にあると、ペースメーカやリード線の発熱、過剰な心臓への刺激や抑制、プ
ログラムへの影響、リード線の位置の移動などが起こる可能性があり、また電
池の消耗も進む可能性もあるため、ペースメーカをつけた患者さんは検査を受
けることができませんでした。

 近年、このMRI検査を受けることができるペースメーカが開発されてきま
した。ただし、この新しいペースメーカでも、MRI検査を受けるには特定の
条件が必要です。
 まず、ペースメーカ本体のみではなく、リード線もともにMRI対応になっ
ていること。つまり体内にMRI対応でないリードが残っている場合にはMR
I検査を受けることができません。
 
さらに、
・条件付きMRI対応ペースメーカ・リード線植込み後、一定の期間が経過し
ていること。
・条件付きMRI対応ペースメーカが指定された部位に装着されていること。
・MRI装置および施設が条件を満たしていること。
などです。

 2014年9月~12月の3ヶ月間で、新規ペースメーカ植込みが約9,800例との報告
がありましたが、そのうち3分の2近い約6,100例に条件付MRI対応ペースメー
カが用いられています。医療技術は日進月歩で進んでいるようです。

協力:一般社団法人日本不整脈デバイス工業会

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【イベント情報】

□■第50回日本循環器病予防学会/第20回日本心臓リハビリテーション学会
   市民公開講座「TAKE ABI & Visceral Fat in 京都 2014」
   "内臓脂肪と血管年齢を調べて脱メタボ!!
    ~かんたんに動脈硬化と内臓脂肪の程度がわかる
     2つの検査を受けてみませんか!?~

 日 時:2014年7月21日(月・祝日)13:00~14:00
       (測定は11:00~15:00)
 場 所:京都市勧業館みやこめっせ 地下1階11会場
 講 演:桝田 出(武田病院健診センター所長)
 
 詳細は http://www.c-linkage.co.jp/20jacr/lecture.html


 ☆今年は日本で一般市民がAEDを使うことができるようになって、
  ちょうど10年です。

 □■第29回日本不整脈学会/第31回日本心電学会合同学術大会
   市民公開講座「心臓突然死~AED導入10周年記念シンポジウム~」

 日 時:2014年7月27日(日) 12:30開場 13:00開会
 場 所:グランドプリンスホテル高輪 地下1階「プリンスルーム」
(東京都港区高輪3-13-1)
 参加費:無料
 定 員:当日先着500名
 プログラム:
  メッセージソング:青木まり子

  第1部 突然死とAEDの威力
   ■弟、松田直樹を突然失った家族の思い:松田真紀
   ■心臓突然死を救うAEDとは:三田村秀雄(立川病院院長)
   ■助けなければ、そして私は電気ショックボタンを押した:福田瑞穂

  第2部 救命率改善に向けた社会の取り組み
   ■AED配置のポイントとスポーツ現場におけるAED導入の効果:
      田中秀治(国士舘大学教授)
   ■市民への簡易蘇生法の普及促進と学校教育の勧め:
      石見拓(京都大学准教授)

  第3部 ネクストステップ:突然死を未然に防ぐ最新治療
   ■何が突然死を招き、それは予知できるのか:
      池田隆徳(東邦大学教授)
   ■突然死リスクが予想される人への最新アプローチ:
      新田隆(日本医科大学教授)
   ■心室細動からの生還:
      木村謙一(きむら内科・循環器科クリニック理事長)

  第4部 パネルディスカッション「救える命を救うには」
   司会:三田村秀雄、アシスタント:小林美幸
   パネリスト:石見拓、坂本哲也(帝京大学教授)、
   長谷川学(厚生労働省)、平子義紀(朝日新聞)、
   石橋由基(慶応大学4年)

 PUSHコース(簡易心肺蘇生講習会)定員80名、事前申込先着順

詳細は http://jhrs.or.jp/29th/public.html


 ☆8月10日「健康ハートの日」に、各地でイベントが開催されます。

 □■「健康ハートの日 2014」(東京・新宿)

  ☆今年は8月10日の日曜日開催です。

 日 時:2014年8月10日(日)10時~16時 ※受付は15時まで
 会 場:新宿高島屋 1階JR口特設会場
 内 容:体験コーナー
      血圧測定、動脈硬化測定、体脂肪測定
      携帯型心電計による心電図測定
      AED(自動体外式除細動器)体験
     相談コーナー
      循環器専門医による医療・健康相談
      管理栄養士による栄養相談
 参加費:無料
 主 催:日本心臓財団


□■第15回8月10日はハートの日(豊橋)

 日 時:2014年8月10日(日)8時30分~15時30分(講演会:13時~)
 会 場:ロワジールホテル豊橋
 内 容:食事・栄養相談室、救急蘇生法講習会(AEDの使い方)、
     心臓病相談室、歯周病相談室、ハートコンサート
     ハート講演会「心臓病にならない食事」「糖質制限と健康」
 参加費:無料
 主 催:ハートの日実行委員会、共催:日本心臓財団、中日新聞社
 詳 細:http://heart-center.or.jp/event/20140810.pdf


□■第6回 ハートの日 in GIFU(岐阜)
   テーマ:もっと知りたい!心臓のこと

 日 時:2014年8月10日(日)11時~
 会 場:じゅうろくプラザ(岐阜駅前)
 内 容:栄養教室、運動教室、講演会、座談会
     子ども体験学習会(10時~)
 参加費:無料
 詳 細:http://gifu.heart-center.or.jp/event/t_20140810.html


 □■第6回 ハートの日 in Nagoya(名古屋)
  
 日 時:2014年8月10日(日)
 *詳細未定


□■第6回 全国PUSH!
 心肺蘇生を学ぶことの重要性を広く知っていただくために、
 健康ハートの日を記念して、各地のNPOなどと連携し、
 今年も全国一斉に各地で講習会を実施します。
 詳細は、PUSHプロジェクトホームページをご覧ください。
   http://osakalifesupport.jp/push/network.html

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【生活習慣病改善プログラム 無料ダウンロードのお知らせ】

  生活習慣病改善プログラムは、当財団が2011年10月までインターネット上に
て運営し、そのデータを個人情報は含まずに集計し、調査・解析を行い、その
最終報告を昨年の雑誌「心臓」4月号に掲載いたしました。
 現在、本プログラムをより使いやすく改修し、医療従事者の方々に無料ダウ
ンロードサービスを行っています(登録必要)。
 なお、このような日本心臓財団の活動は皆様のご寄附で行われております。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 ぜひ、生活習慣病の効果的な治療の一助としてお役立てください。

 詳細は当財団ホームページより(医療従事者専用)
 https://www.jhf.or.jp/lsmp/

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【雑誌「心臓」特集のお知らせ】

 「心臓」6月号の特集は、「心肺蘇生後の問題点」(企画:木村一雄先生)
です。
 世界に類を見ないペースでAEDの設置が進み、急速に進歩したプレホスピ
タルにおける救命の連鎖は、病院に収容後の治療にも5番目の輪としてつながり、
心停止後症候群への対策や、低体温療法など、さまざまな治療が行われていま
す。また、市民による救助の増加とともに、救助者の心的ケアも重要となって
きました。本号ではこれらの現状と問題点を特集しています。
 次号7月号(7月15日発行)の特集は「右心不全」です。
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/

☆なお、4月号より制作会社が変更になり、投稿先のメールアドレス、住所、
電話番号等が変更になりましたので、下記ページにてご確認ください。
 心臓編集室
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/inquire.html

☆「心臓」のバックナンバーがJ-Stage(科学技術振興機構が運営する総合電子
ジャーナル掲載サイト)にて創刊号より閲覧できるようになりました(発行1年
後を目安に掲載してまいります)。どうぞご利用ください。
 J-Stage「心臓」
 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/

☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室
賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
 
 「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
 http://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html

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【日本循環器病予防セミナー eラーニング受講のご案内】

 昨年夏に開催された「第26回 日本循環器病予防セミナー」で行われた講義内
容を、医療関係者向けに無料配信しております。

 第一線でご活躍の先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエ
ビデンスが、どのような研究計画を経て得られるのかが理解できるプログラム
となっております。研究者の方々はもちろん、循環器病予防や動脈硬化予防に
関わる医師、保健師、看護師、管理栄養士、健康運動指導士の方々には、日頃
の活動の基盤となる講義を、いつでも居ながらにして受講できる絶好の機会で
す。

第26回 日本循環器病予防セミナー
テーマ「ライフステージに応じた循環器病予防:エビデンスの構築と実践にむ
けて」
主催:日本循環器病予防学会(旧:日本循環器管理研究協議会)
共催:日本心臓財団、動脈硬化予防(研究・行動)啓発センター

 eラーニング受講登録ページ
 http://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no26-seminar.html

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【ドクターのつぶやき】

 -レリゴー-
 
 今、ディズニーアニメ映画の「アナと雪の女王」のテーマソング(日本語で
は松たか子さんが歌っているらしい)が大変流行っているとのTV報道が繰り返
されていた。
 その中でLet it goを英語で歌う人は「レリゴー」と、日本語で歌う人は「あ
りのままに(姿みせるのよ)」と歌うと解説され、その議論が「お笑い的」に
されていた。ビートルズのLet it beとどこが異なるのかとか、人の心を打つよ
うに考えられた旋律があるとか、色々。

 Let it goでふと思い出したことがある。
 私が若いころ、日本から米国に初めて留学した外科医達が悩む会話に、手術
中にアメリカ人の術者が、それこそ「レリゴウ」と云う。初めはこれが何のこ
とか分からない。聞こえない振りをしていると、段々声が大きくなって「レリ
ゴウ」を繰り返して怒り出す。
 しばらくすると分かってくるが、「糸を放せ」ということだ。術者の縫合の
歩みに合わせて糸を指で引っ張って緊張を加えながらフォローすることが第一
助手の大切な役目であるが、その糸を引かないで「放してくれ」という意味で
ある。
 正しくは、Let the suture (string) goであるが、術中の会話では、Let it
goと云っている。どちらかというと、私にはLet it goは「放す」、「勝手にさ
せる」感が強く、Let it beが「ありのままに」になる気がするが、現代英語に
強い先生にその違いについて教えてもらいたいとお願いをして、メルマガ小文
の責を終わらせたい。  (S.K.)

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【事務局よりお知らせ】

 この7月で、日本で一般市民がAEDを使うことができるようになってから
10年経ちました。AEDの数は急速に増えてきたものの、実際に使用されるケー
スはまだほんの一部にとどまっています。
 当財団では、「減らせ突然死プロジェクト」の一環として、7月1日(火)
朝日新聞朝刊に、AED普及啓発の特別企画広告を掲載しました。当財団のH
Pにもアップしましたので、ぜひご一読ください。

 http://www.jhf.or.jp/news/2014/003565/

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【ご寄附のお願い】

 日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
 http://www.jhf.or.jp/kifu/
 なお、日本財団の提供するシステム(CANPAN)を利用して、当財団で
もインターネットによる寄附(賛助会費含む)ができるようになりました。
 カード決済になりますが、こちらのほうが便利な方はぜひご利用のうえ、ご
寄附をいただけますと幸いです。なおご寄附につきましてその金額は問いませ
ん。
 また当財団への寄附は税制上の優遇措置が受けられます。なにとぞ宜しくお
願いいたします。

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 日本心臓財団HEART WEB NEWS
 発行:日本心臓財団
 http://www.jhf.or.jp/

[ご意見・ご感想、配信先変更・配信中止等はこちらのアドレスにご連絡くだ
さい]
 response@jhf.or.jp

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