心臓病用語集

難しい医学用語や専門用語はこちらから内容をご確認いただけます。

無脾症

むひしょう

先天的に脾臓が形成されないこと。多くは心臓血管系の奇形を伴い、三尖弁閉鎖、肺動脈狭窄、大動脈騎乗など、多脾症候群よりも重篤な奇形を合併することが多い。
内臓逆位のうち左右の臓器の位置を定めれないものがあり、内臓不定型というが、脾臓の欠損(無脾症)や重複(多脾症)がみられる。無脾症では左右の肺ともに3葉を示すが、多脾症では両肺ともに2葉を示し、肝臓はともに左右対称性である(図A,B)。多くは心臓血管系の奇形すなわち三尖弁閉鎖、肺動脈狭窄などを合併し、無脾症では多脾症よりも重篤な奇形を合併する 。
高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い