2026年 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
新年にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
日本心臓財団にとりまして設立56年目となる年を迎えました。
半世紀以上の間、心臓病に対して多くの若手研究者の方々への研究助成と充実した啓発活動を継続してまいることができましたのも、ひとえに皆さまからの多大なご支援と、多くの諸先輩医師の方々のご尽力の賜物でございます。ここに篤く御礼申し上げます。
国民の健康長寿を実現するためには、脳卒中と心臓病の予防と早期発見・治療が何より大切です。2019年12月に施行されました「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法(循環器病対策基本法)」により、国を挙げた対策が進みつつあります。
その一例として、全国各都道府県に一つ以上の「脳卒中・心臓病等総合支援センター」が循環器専門病院内に設置され、自治体と協力して各地域住民の方々の相談支援や情報提供を実施しています。
日本心臓財団では現在もインターネットによる無料のメール相談を実施していますが、より地域に根差したこうした支援センターの活動とも連携して、皆さまの健康寿命促進に貢献してゆきたいと思っております。
昨年は、8月10日を「健康ハートの日」として心臓病予防キャンペーンを開始してから、ちょうど40年めとなり、シンポジウムでは40年の心臓病予防の歩みを振り返りながら、これからの予防について考える講演を実施いたしました。私どもが始めた「健康ハートの日」は、いまや日本循環器学会、日本循環器協会、日本AED財団とともに、全国的な予防啓発キャンペーンに成長しております。
また、循環器病の研究や学術活動に対する助成も実施しております。
これらの事業を今年度も積極的に実施していく所存です。
こうした活動は、すべて皆さまからのご寄附があっての賜物です。今後ともよろしくご支援いただきますようお願い申し上げます。
最後に、皆さまにとりまして2026年が健康でより良き年となりますよう心からお祈り申し上げます。
公益財団法人 日本心臓財団
理事長 矢﨑 義雄

