日本心臓財団HOME > 心臓病の知識 > 疾患別解説 > 手術選択(置換弁についてなど)とは > 手術選択(置換弁についてなど) 相談と回答 > 二尖弁の弁形成術

疾患別解説

二尖弁の弁形成術

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6479

36歳、 女性: 大動脈弁閉鎖不全症

先天性の二尖弁による大動脈弁閉鎖不全症です。医師からは、機械弁への置換を進められていますが、可能であれば弁の形成術による手術を受けたいと考えています。
大動脈弁の形成術の事例はあまりないことなどから、二尖弁の弁形成について、次の点について教えてください。
1)二尖弁の弁形成術はあまり行われないのでしょうか
2)機械弁への置換に比べ手術のリスクはどれくらい高くなるのでしょうか
3)手術後の予後はどのようになるのでしょうか(再手術の可能性など)

日本心臓財団からの回答

1) 二尖弁の弁形成術はほとんど行なわれていないといってよいと思います。
2)したがって、そのリスクがどのくらい高くなるかということは、数字を示して比較することは困難です。術者の技術にもよりますが、弁置換を行なうよりもかなり高くなると考えるべきでしょう。
3)再手術の可能性も、弁置換術に比べればはるかに高いと思います。

セカンドオピニオンとしても、代用弁による置換手術をお奨めします。年令からいっても機械弁が妥当であると思います。機械弁であれば、特別の事情が無い限り、20年位の予後は十分確保できると思います。

2009年11月22日

この回答はお客に立ちましたか?

公益財団法人 日本心臓財団への寄附

ご寄付のお願い