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疾患別解説

心臓弁逆流で手術が必要といわれた

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.11158

77歳、 男性: 心臓弁逆流

病院で検査の結果、心臓弁逆流で手術が必要といわれました。弁を交換と修正するそうです。自分の年齢での成功率はどれくらいですか。
日本心臓財団からの回答
心臓弁膜症のうち、弁がきちんと閉まらない場合を『逆流症』または『閉鎖不全症』といいます。
左心室の入り口にある僧帽弁、出口にある大動脈弁、いずれにもこのような弁逆流が生じます。逆流が高度になると薬物治療では治療できずに手術が必要になります。
日本胸部外科学会が報告している2010年の成績では、弁膜症の初回手術後30日の死亡率は2~5%程度です。
手術の危険度は年齢だけで決まる訳ではありません。
合併しているその他のご病気や、栄養状態、心臓の機能などが影響しています。
手術には大きく二つの種類があり、壊れた自分の弁を摘出し、人工の弁を植え込む弁置換術と壊れた弁を修復する弁形成術があります。
弁破壊の程度、逆流の理由などによって、患者さんごとに最適な治療を選択することが普通です。
手術時期の決定には、症状だけをあてにせず、心エコー図診断などの客観的な指標を十分に考慮することが大切です。
かかりつけの先生とよく相談され、適切な治療を最適な時期に受けられるようになさってください。

2017年6月 8日

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