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疾患別解説

心臓の血栓溶解療法の経費は

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.2598S

56歳、 男性: 脳梗塞 

56歳の父は、朝起きて口の周りの異変に気づき(しびれ等)自分で病院に行きました。CTには何も写らなかったのですが、MRIに白い斑点を発見。そのまま緊急入院で点滴で血栓溶解をしています。
さらに、高血圧、心臓に血栓がみつかり、同時に血栓溶解法をしています。

入院から3日目までは歩くことも、しゃべることも、食事も至って普通だったのですが、日を追うにつれ、高血圧、微熱、食欲不振になってきました。心臓につきましては、近々血栓をカテーテル風船法で対処するらしいですが、その時の(小康状態の)脳梗塞の原因だった血栓はどうなるのでしょうか?

現在、後遺症もみられず、これといった異常も表面的にはないのですが、カテーテルをするとどれくらい入院、安静が必要なのでしょうか?

日本心臓財団からの回答

文面を、心臓を栄養している冠動脈に血栓ができて心筋梗塞を起しており、梗塞部位の面する心臓内腔に血栓ができ、これが脳に飛んで脳梗塞を起したと整理してよいのでしょうか。「心臓の方は折りを見てカテーテルで風船治療をする」というのは、心臓の内腔にできて脳梗塞の原因となった血栓を取り除くのではなく、また、冠動脈内にできて心筋梗塞の原因となった血栓を取り去るのでもなくて、狭くなった冠動脈を風船で広げて、血流を改善させ、心筋梗塞の改善を図る治療をするということだと思います。

1)治療期間ですが、始めに冠動脈造影検査を行って狭窄部位を同定し、間をおいて、再度、カテーテルを挿入して風船療法を行うのが通例ですので、短くても、2週間はみておかなければなりません。
2)治療費ですが、狭窄を起している枝の数、広げた後にこれを保持するために挿入するステントの数などにもよりますが、一般的に200万円から300万円以上かかります。保険も基礎的なものしかはいっていないとしてご心配ですが、基礎的というのが、国民健康保険であるとすれば、むしろ、普通の場合ではないでしょうか。また、自己負担額は大きくなっても、かなりの部分を高額医療費として県がカバーしてくれるはずです。経費についての詳細は病院の事務にご相談になって下さい。

2004年5月 6日

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