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疾患別解説

小児の心房細動

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7728

1歳、 女性:

1歳の娘についての相談です。妊娠中に不整脈がわかりましたが、心房細動なのか異所性心房頻拍なのか、不整脈の種類の診断が心電図ではつかないようでその場合早めにカテーテルで調べて種類を確定するほうがよいのでしょうか?
主治医に先生からは、今は元気だしアブレーションにもリスクがあるのでBNPが上がりつづけなければ2歳頃にまた考えてもいいのでは?  と言われています。
心房細動だと血栓の問題がありますが、それを考えると早めにしたほうがよいでしょうか。
 

日本心臓財団からの回答

小児の心房細動は発生頻度が低く、アブレーションに関する学術論文もほとんどありません。わが国における経験も限られた施設で数例にとどまっているのではないでしょうか。したがってその有効率や安全性に関しても、多数例の解析による正確はデータはまだありません。
心房細動そのものに対しては、現状では心拍数が常に150/分を超え、BNPが上昇して心不全の兆候が現れることがなければ、薬物治療で様子を見てよいと考えます。むしろ他の心疾患を合併していないかどうか、血栓ができていないかどうかを含めて、心エコー検査を定期的に行うことが望ましいのではないでしょうか。リスクが高まったと判断されたときにアブレーションを考慮するのがすすめられると思います。
 

2012年10月25日

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