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疾患別解説

発作性上室頻拍でスキューバダイビングは可能か

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7671

33歳、 女性: 発作性上室性頻拍症

高校生の頃、発作性上室性頻拍症と診断されました。
現在スキューバーダイビングのライセンス取得を考えています。
 
以前は多い時で30分程度の発作が3回位あったり4時間位発作が続いた事がありました。
飲酒や睡眠不足が続いた時や疲れている時などに発作が起こる事が多いように思ったので、
規則的な生活を心掛け、現在は10分以上続くような発作は半年に一回程度になっています。
また発作によって気絶した事などはないので大丈夫かと思うのですが、どうなのでしょうか。
他にもスポーツなど制限したほうがいい事などはあるのでしょうか。

 

日本心臓財団からの回答

発作性上室頻拍がある人の場合、スキューバダイビングは好ましくありません。
長い時間、呼吸を停止しているために、迷走神経緊張が高まって、発作を起こしやすくするからです。このような人ではカテーテルアブレーションという治療をお勧めします。先端に電極をつけたカテーテルを心臓内に挿入し、頻拍発作の回路を電気的に焼灼する治療法です。成功すると、健康体に戻ることができ、自由にダイビングもできるようになります。上室性頻拍の場合、この治療法の成功率は大変、高いので、安心してよいであろうと思います。担当医に相談して、この治療を行なっている病院に紹介していただいては如何でしょうか。
 
 

2012年9月 7日

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