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疾患別解説

三種類の心房細動

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7776

46歳、 男性: 心房細動

5年前から心房細動の治療を受けています。シベノールを処方されていますが、カテーテルアブレーションを勧められています。カテーテルアブレーションが必要であれば受けますが、心電図と血液検査のみで判断されているようです。同じ心房細動の友人は、24時間心電図やエコーを受けていると聞きました。心電図のみで判断ができるのでしょうか。
 

日本心臓財団からの回答

心房細動はその発生の仕方と持続時間により発作性、持続性、永続性の3種類に分けられ、それぞれ治療の考え方が異なります。
この診断のためには心電図が不可欠で、慢性や持続性であれば通常の心電図で診断できますが、持続時間の短い発作性の場合はホルター心電図やイベントレコーダーなどを用い、発作時の心電図を記録することによって始めて診断が可能になります。
治療方針に関しては様々な考え方があり、基礎疾患によっても異なります。
抗不整脈薬を用いる場合、カテーテルアブレーションを優先する場合、心拍数コントロールを行う場合など、症例ごとに最善の治療法を検討することが必要です。
これらの治療方針を決定するためには基礎疾患や合併症の検討が重要で、胸部エックス線や心エコー検査などが行われます。
またワルファリンなどの抗凝固薬を用いて、血栓による脳梗塞を防止することもきわめて重要で、その評価のために経食道心エコー検査も必要です。
これらの必要な検査を行い、その結果を総合的に評価した上でそれぞれの患者さんに最も適した治療法を選択するのがよいと思います。
 

2013年1月31日

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