メディアワークショップ

一般市民の皆さんに対する心臓病を制圧するため情報発信、啓発活動を目的に、
情報発信能力の高い、メディアの方々を対象にしたワークショップを開催しております。

第4回日本心臓財団メディアワークショップ「高血圧診療のピットホール:家庭血圧に基づいた高血圧の管理」

本日は、ご多忙の中ご出席いただきまして誠にありがとうございます。本日のテーマは家庭血圧ということで、自治医科大学の苅尾先生にお話いただきます。心臓病や脳卒中は生活習慣を改めることによってかなりの部分が予防できるものです。しかし、そのためには市民の皆様のそれぞれの自覚と努力が必要です。そこで、市民との媒介の役目を担っているマスメディアの方々にこのような形の研修の場をご提供し、ここで得た知識を一般市民の方々にいろいろな形で還元していただきたいと思っています。私自身、家庭血圧を診療にどう生かすかということをいつも悩んでいますので、今日は良いお話を聞けることを期待しています。 tb_zacho4.jpg 本日は、「高血圧診療のピットホール」ということで、講師に自治医科大学の循環器内科教授、苅尾七臣先生をお招きしました。一般の方にも知られるようになってきた白衣高血圧は、普段の血圧は高くないのに医師の前に出ると血圧が高くなってしまうものですが、一方で、まだあまり知られていない仮面高血圧という全く逆のタイプのものが最近注目されてきています。これは医師の前では血圧は高くないのに、普段の血圧は高いという、実は大変恐ろしいものです。最近、日本高血圧学会で、高血圧の診療ガイドラインが発表されました。その中でも、血圧の日内変動と、家庭血圧を含めた日内変動の臨床的な意義について触れられています。今日は、仮面高血圧とは一体どういうものなのかということを苅尾先生からお話いただけると思います。

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