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子どもの心臓病について 監修:佐地 勉(東邦大学医療センター大森病院小児科教授)

 

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手術のリスク

現在、子どもの心臓病手術の危険率はおよそ3〜4%といわれています。重症だと約30%、軽ければ1%以下の死亡率です。

世界で初めて心臓手術が行われたのが1950年代ですから、まだ50年ほどの歴史しかありません。当初はよい器具も薬もありませんでしたが、ここ25年ほどでよい手術器具や強心薬が開発され、また手術の技術も向上して、飛躍的に成功率が上がりました。

早期に発見することができて、適切な時期に適切な治療を行えば、9割以上が完治します。複雑で重症の心疾患の場合は、段階的な手術が必要で、また100%のQOLを得ることは難しく、手術後も日常生活の制限が必要な場合もあります。

なお、心臓手術は再手術ほど危険率が高くなります。一度メスを入れた場所は癒着が起きて、出血も多く手術が難しくなるからです。ですから、心臓手術を数回行っている人は、心臓移植の適応にならない場合もあります。

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