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動脈硬化性疾患予防ガイドライン・エッセンス

脂質異常症:スクリーニングのための診断基準(空腹時採血*)
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・LDLコレステロールはFriedewald (TC-HDL‐C-TG/5) の式で計算する(TGが400mg/dL未満の場合)。
・TGが400mg/dL以上や食後採血の場合にはnon HDL‐C(TC-HDL‐C)を使用し、その基準はLDL‐C+30mg/dLとする。
*10‐12時間以上の絶食を「空腹時」とする。ただし、水やお茶などカロリーのない水分の摂取は可とする。
**スクリーニングで境界域高LDLコレステロール血症を示した場合は、高リスク病態がないか検討し、治療の必要性を考慮する。

リスク区分別脂質管理目標値
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・これらの値はあくまでも到達努力目標である。
・LDL‐Cは20~30%の低下を目標とすることも考慮する。
・non HDL‐Cの管理目標は、高TG血症の場合にLDL‐Cの管理目標を達成したのちの二次目標である。TGが400mg/dL以上および食後採血の場合は、non HDLを用いる。
・いずれのカテゴリーにおいても管理目標達成の規範はあくまでも生活習慣の改善である。
・カテゴリーⅠにおける薬物療法の提要を考慮するLDL‐Cの基準は180mg/dL以上とする。

動脈硬化性疾患予防のため包括的リスク管理チャート
チャート.jpg

*日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2012年版)より作成
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