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疾患別解説

心室中隔欠損症のピル服用

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.8156

26歳、 女性: 心室中隔欠損症

心室中隔欠損症があり、二十歳までは年1回、それ以降は2年に1回、定期検診を受けています。妊娠時には受診するようにともいわれています。
しかし、日常生活は支障なく、運動制限などもいっさいありません。
最近、月経困難症のため生理痛がひどく、半年ほど前から低用量ピルを服用していました。先月、定期検診を受け、ピルの服用を主治医に伝えたところ、おすすめしないといわれてしまいました。
心室中隔欠損があると何かリスクが高まるのでしょうか?
 個人的には生理痛も和らぎ、量も少なくなるため服用を継続していきたいのですが、難しいでしょうか?
日本心臓財団からの回答
1.検診だけで観察されているのであれば、手術治療の不要な心室中隔欠損であろうと思います。細菌感染にだけは注意しなければなりませんが、日常的には問題はないのでしょう。妊娠、とくに出産時には細菌感染予防が大事です。
2.生理痛治療のための低用量ピルは差支えないと思います。担当医が賛成しないというのは、ピルを服用すると、静脈に炎症を生じ、血栓を作ることがあって、梗塞の原因となったりすることを嫌ったのではないでしょうか。それでも、生理痛はないほうが幸せです。

2013年8月 1日

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