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疾患別解説

アブレーションできなかったWPW症候群

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5855

9歳、 男性: WPW症候群

9歳の子どもについて相談いたします。間欠性のWPW症候群のため、カテーテルアブレーション治療で根治しようと入院しましたが、自覚症状がないこと、間欠性であること、房室結節の近くにあるという理由から、今回見合わせることになりました。
カテーテルアブレーションができなかったことには納得していますが、普段の生活が不安です。運動は普通にやってよいが、中学生になり、部活動でしっかり活動するのなら、治療を考えなくてはいけないと言われました。また、親としては、就寝中、発作が起こったらどうしようと不安です。
また、運動もどの程度までいいのかよくわかりません。冬になると、マラソンがありますが、やらせていいものなのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

WPW症候群であっても、自覚症状がなく、間欠性であるというのであれば、治療の必要はないであろうと思います。しっかり治療しておいて、激しい運動でもできるようにしたいというのが親心なのでしょうが、おっしゃるように、焼灼部位が房室結節の近くである場合には、焼灼によって房室ブロックを生じてしまう可能性もあります。現状維持は賢明な選択でしょう。
運動を制限する必要はありません。野球選手などのスポーツ選手にもこの症候群をもっている人は多くいます。万一、発作が起こっても、直ちに生命の危険があるということはありません。かかりつけの担当医から発作が起こったときの処置を聞いておけば、それで、十分に対応できます。

2008年8月10日

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