成人の先天性心疾患とは
成人の先天性心疾患とは、生まれつき心臓病(先天性心疾患)を持っている人が、成人になった場合のことをいいます。成人になって初めて症状が出てくる患者さんと、子どもの頃に手術を受けて経過観察を続けながら成人になった患者さんがいます。
医学の発達によって、先天性心疾患の子どもの85%は思春期、成人期まで到達することができるようになり、子どもの時とは違った問題(就職、出産など)への対処や、不整脈などの症状が出てきた場合の治療など、先天性心疾患を踏まえた対策が必要となる場合があります。


