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疾患別解説

解離性上行大動脈瘤で、手術か経過観察か

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6602

80歳、 女性: 解離性上行大動脈瘤

80歳の母のことで相談します。母は2ヵ月前のCT検査で解離性上行大動脈瘤と診断され、最大短径は65ミリでした。すぐに外科手術をすすめられましたが、危険が伴うことや後遺症の可能性があることなどの説明を受け、本人は手術を拒否しました。
現在は血圧を下げる薬を飲んでいますが、血圧は130前後あります。先日の検査では、拡大が見られず、65ミリのままでした。
心臓等に痛みを感じることはないようですが、少し動くとしんどそうにしています。
このまま様子を見ていてよいのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

最大径が65mmというのは手術を考えてよい大きさです。しかし、本人が高齢であり、症状もなく、いやがっていること、2ヶ月間に拡大がみられない、というのであれば、現在の治療をつづけながら、経過観察をすることでよい、と思います。動くとしんどそうにしているというのは、このためではないでしょう。血圧を充分に下げて、管理するという現在の方針でよいと思います。

2010年2月23日

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