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疾患別解説

症状はないが、1ヵ月過ぎに症状が出るといわれた

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6881

3週、 男性: 心房中隔欠損症 心室中隔欠損症 動脈管開存 肺高血圧

生後2日目に心雑音が聴取され、小児循環器科を受診したところ、心房中隔欠損症(4mm)心室中隔欠損症(4~5mm)、動脈管開存(1mm)、肺高血圧症と診断されました。
まだ、生後3週間で症状は出ておらず体重の増えも問題ないのですが、1か月を過ぎると症状が出てくる可能性があるといわれました。
1)穴が急激に大きくなることがあるのでしょうか。
2)すべての穴が自然に塞がることはあるのでしょうか。
3)急に症状が出て一気に悪くなることがあるのでしょうか。
4)カテーテルでの治療は可能でしょうか。

日本心臓財団からの回答

まだ生後3週間で、経過をみないとわかりません。
まず1歳まで経過をみると、4mmの心房中隔欠損は自然閉鎖する確率はかなり高いです。1mmの動脈管開存も自然閉鎖する率は高いです。5mmの心室中隔欠損は自然閉鎖の率は低いでしょう。1か月すぎに症状がでるのは、肺血管抵抗が下がって左-右短絡が増えるためです。乳児ではカテーテル治療は困難ですし、心室中隔欠損のカテーテル治療はまだ行われていません。風邪や肺炎から急に悪くなる可能性もあるのでご注意ください。

2010年10月21日

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