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疾患別解説

息苦しさや脈飛びを感じるが、検査では異常がない

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.2781S

21歳、 女性: 心臓神経症

小さい頃から心臓に対して敏感だったのですが、5年前の祖父の死によって、精神的にバランスを崩したらしく、胸の痛み、圧迫感、息苦しさなどの症状が出てきました。いくつもの病院でいろいろな検査(心電図、ホルター、エコー、運動負荷)をしましたが、異常はなく、あえて病名をつけるなら心臓神経症、自律神経失調症と言われました。精神的なものだから気にするな、と言われましたが、症状が出るので気になり、良くなるどころか、頻度が増え、最近は脈飛びが起こり、ますます悪化してきています。
何度も病院に行きましたが、期外収縮という不整脈ではあるが、気にしなくていいと言われただけで、結局どこで起きている期外収縮なのか知らされず、まったく改善しません。また、激しい運動をすると脈飛びを感じることがあり、家庭の医学書によると運動で脈飛びが増えるのは異常がある、と書かれてあったことから、さらに不安になりました。
どの程度まで運動はしていいものでしょうか?

日本心臓財団からの回答

不整脈は心臓疾患のある人に多いが、他に異常のないいわゆる正常人にもかなり多く、観察時間が長いと、まったく出ない人のほうが少ないくらいという報告もあります。これが何で出るかという詳細はわかっていないことが多いのですが、自律神経の影響は大きく、運動、情動、ストレスその他日常生活も関係があります。
疾患のある人では運動で増加することが多いが、これも常にそうではありません。運動時は脈が多くなり、不整は減少、運動の後に脈は遅くなり、不整が増すというパターンもよくみられます。
あなたの場合は各種検査も受けておられ、心臓に疾患があるとは思われません。医師が気にしなくていいという意味は、普通の生活でよく、薬その他治療不要(少なくともメリットはない)という意味と思います。これは心臓病に関することで、神経症としては安定剤その他の可能性もあるわけで、心療内科などで相談することもできます。
運動の程度は個人差が大きいのですが、一般的な意味で普通の程度ということにされては如何でしょう。経過をみていく中に改善することもあります。症状に応じて主治医に時々相談してみてください。

2004年8月 5日

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