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疾患別解説

心房細動でICDが作動

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6052

33歳、 女性: 心房細動

一度、心室細動があったことから、ICDを植え込みましたが、その後、心房細動にて2度ICDが作動しました。
2度目の作動後からロプレソールを服用していますが、脈拍は55拍、血圧は最高が100を下回り、胸部不快感が強く、日常生活に支障を感じています。
服薬にて心拍を抑えるようにされていますが、作用が強く出ることから、薬の量は少なめであり、この量で本当に心房細動の発作を抑えることができるのか疑問です。
医師からはカテーテルアブレーションを勧められていますが、心房細動カテーテルアブレーションは成功率も低めであるそうですし、術後の服薬がなくならないと苦悶感もなくならいようなので、どうしたらいいか悩んでいます。

日本心臓財団からの回答

1)心房細動のためにICD(植え込み型除細動器)が作動する場合には、心房細動を起こらなくする方法と、心房細動になってもあまり頻脈にならないようにする方法とがあります。ロプレソールはこの双方に有効とするために、使用されていると思います。心房細動を起こりにくくするためには、このほかにもさまざまな抗不整脈薬があります。また、心房と心室間の伝導を抑制して、心房細動になっても高度の頻脈にならないようにする薬物もほかにいくつかあります。これらのほかの薬を使用してみるというのも、ひとつの方法ではないかと思います。
2)心房細動カテーテルアブレーション治療の成功率は、今日、日々に高くなってきています。薬物治療が無効であったときには、試みてよい方法ではないでしょうか。

2009年1月 9日

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