心臓病用語集

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深部静脈血栓症

しんぶじょうみゃくけっせんしょう

下肢の深部あるいは腹腔内の静脈に血栓ができた状態。血栓は?がれると、肺に飛び、肺塞栓を生じる。航空機など、長時間、座った状態に拘束されていて足を動かすことがなかったり(エコノミークラス症候群)、外科手術後などで長い時間、安静にしていると血栓ができて、肺塞栓症を発症し、突然死の要因となることがある。
超音波エコー、ドプラ血流計(図A)あるいは静脈造影(図B)で診断される。
ウロキナーゼなどの薬剤療法のほか、バルーン付きカテーテル(フォガティ・カテーテル)による血栓摘除術が行われる(図C)。

95深部静脈血栓症緑(248P~249P).jpg

<病気がみえるVOL.2循環器疾患(第1版),動脈・静脈疾患 MEDICA MEDIA 2003年 監修:川田志明> 
 
             
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