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疾患別解説

健診でQT延長を指摘された

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6166

29歳、 女性: QT延長

健診で5年ほど前から左軸偏位を指摘されていましたが、放置していました。去年からQTc延長とあり、会社から精査を勧められました。
近くの内科を受診したのですが、若いから大丈夫と、心電図をとってくれたものの、あまり詳しい話を聞くことができず、どうしてよいか考えています。一般的な内科ではわからないこともありますか。

日本心臓財団からの回答

突然死した人の生前の心電図を仔細に検討してみると、QT延長のみられる場合があって、注目されるようになりました。QTというのは、心室筋の電気的興奮の始まりから、終わりまでの時間をいいます。これは心拍数が変わると変動しますので、心拍数で補正して、QTcといいます。
ただしかし、単にQTc延長というのはなんでもない人にも、しばしばみられる現象であり、この中に、突然死に結びつくような性質の悪いQT延長が潜んでいるものと考えられています。
ところで、性質の悪いQTc延長をどのようにして見分けるか、というのは、実は、これが大変、難しいのです。この判断は一般内科の医師の場合には敬遠されるかも知れません。循環器科を標榜する医師を受診して、相談なさってください。検診の場合にはすこしでも疑いがあれば、指摘しておくというのが、原則になっていますので、循環器科を受診してみれば、異常なし、といわれる場合がよくあります。心配なさることはありませんが、一度、専門診療科の担当医と相談をなさっておくことをお勧めします。

2009年4月 6日

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