疾患別解説

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心室中隔、心房中隔欠損症は自然閉鎖しますか

4ヵ月 男性
2007年8月 4日

生後4ヵ月の子どもが心房中隔欠損症、心室中隔欠損症です。3ヵ月で心房1ミリ、心室2ミリとなりました。
1)自然閉鎖は期待できるでしょうか。またどれくらいかかるでしょうか。(早いペースで閉鎖してきていると思うが、このペースが維持されるか、とまってしまうこともあるのでしょうか。)
2)孔が大きくなることはあるのでしょうか。
3)風邪の重症化はありますか。人ごみ外出は避けたほうがよいでしょうか。
4)最近ミルクの飲みが悪くなったが、心臓の影響がありますか。また、これまで投薬もなく普通に生活しているが、悪化することはありますか。
5)次の出産でも同じ病気の子どもの可能性は高いのでしょうか。気をつけることはありますか。

回答

1)心房中隔欠損、心室中隔欠損とも自然閉鎖は期待できます。心房中隔欠損は1歳までに閉じることが多く、心室中隔欠損は数年かかって閉じることが多いです。
2)孔が大きくなることはありません。
3)風邪は特に重症にはならないでしょう。
4)心臓の影響はないでしょう。悪化はないでしょう。
5)次の出産で先天性心疾患の子どもの可能性は3%です。先天性心疾患の種類は、半分は同じ、半分は違います。気を付けることは、妊娠初期にX線、薬、風疹などにならないことです。

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