疾患別解説

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洞性不整脈と期外収縮

23歳 女性
2005年9月23日

健康診断で、ここ数年、毎年不整脈と診断され、昨年は洞性不整脈、今年は期外収縮と診断結果がでました。
調べてみても違いなどもよくわかりません。どう違うのでしょうか。
また、あまり普段からアルコールを飲むことはないのですが、グラス1杯分のアルコールを摂取すると、おおげさですが心臓が壊れそうな程早く動く感じがし、起きていられなくなります。しばらく横になっておとなしくしていれば落ち着きますが、アルコールが体質的に合わないのか、不整脈によるものなのか、わかりません。あまりアルコールを飲まないほうがいいのでしょうか。

回答

洞性不整脈というのは、心臓のリズムは正常ですが、興奮の間隔が一様に規則的ではないということです。若い人にはよくみられる現象で、病気ではありません。
期外収縮というのは、リズムが乱れる現象です。正常な興奮が起こる以前に、心房あるいは心室由来の興奮が起こってしまう状態をいいます。これもよくあることで、心臓に病気がない限りは放置して差し支えないことになっています。
健康診断で、精密検査の指示がでていなければ、放置してよいということでしょう。気になさることはないでしょう。
アルコールは不整脈を起こりやすくします。飲むときにはゆっくり飲むようにしてください。飲まないですむならば、そのほうがよいのです。

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