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疾患別解説

血圧の上と下の差が大きい

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7022

60歳、 女性:

血圧値の上が132、下が39となり、不安で薬局で聞いたら、良くないと言われました。下の脈圧が低いと心筋梗塞になりやすいそうです。どうしたらよいのでしょうか。
日本心臓財団からの回答
血圧の上と下の差を脈圧といいます。脈圧は大動脈硬化の程度を反映します。大動脈というのは、心臓からの血液を送り出しているもっとも太い動脈です。この大動脈に動脈硬化が起こり、伸展性がなくなると、大動脈壁の血流緩衝作用が失われるので、血液を駆出している収縮時の血圧は高くなり、血液が駆出されていない心臓の拡張時の血圧は著しく低下してきます。つまり、血圧の上と下の差が開くということは大動脈硬化が進行していることを意味します。
大動脈硬化は加齢現象ですので、やむを得ないことなのですが、進行を遅らせるためには、血管を軟らかくする工夫、つまり、血圧を下げ、血液脂質を改善し、糖尿病にならないように、喫煙者のそばにいかないように、注意することが肝要でしょう。

2011年2月 9日

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